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ハンディタイプ 燃焼排ガス計 testo340　の特長

testo 340は、焼却炉全般の排ガス分析に対応。排ガスプローブのバリエーションが豊富で、持ち運びが容易なコンパクト設計のため、定期点検のほか、コミッショニング(性能検証)時の運転調整にも便利です。

● 用途に合わせてカスタマイズ
　O2センサのみを標準で搭載。用途に応じて、≪CO・COlow・NO・NOlow・NO2・SO2 ≫センサの中から
　3種類まで選択し、最大4センサの搭載が可能。


● 計測センサの交換はお客様自身で可能
　センサ交換や同一成分のセンサアップグレードは現場で対応可能。ガスセンサ内に調整データが保存されて
　いるので、センサ交換時のテストガスによる調整は不要です。

● 希釈機能　〜高濃度ガスに対応して、サンプリングガスを希釈〜
　計測中に突然計測範囲を超える高濃度ガスを吸引した場合に希釈機能が働き、
　センサを保護すると同時に計測の継続が可能。(極端に高い濃度のガス吸引は避けてください。)

<標準>
　スロット2に装填された≪CO・COlow・NO・NOlow・NO2・SO2 ≫センサに送られるガスを自動的に通常の5倍に
　希釈。(スロット2:上の本体背面画像で、赤いセンサが装填されている位置)

<オプション>
搭載された全てのセンサに送られるガスを2倍に希釈。
高濃度排ガス用の追加成分は必要なく、コストもかかりません。

● 8パラメータ(計測項目)の同時表示

● 自己診断機能
　< i >ボタンを押すと自己診断機能が働き、サンプリングガスの吸引量、計測センサの消耗状態、充電池の残量等が
　画面上で確認でき、メンテナンス時期の予測が可能。

● 調整機能付きの排ガス吸引ポンプを内蔵
　計測時に排ガスの正圧または負圧(-200〜+50mbar)に応じて吸引ポンプを自動調節し、
　排ガス流量を一定に保ちます。

● ドレンアラーム
　内蔵された排ガスセンサに濃縮成分が蓄積されると、濃縮水として排出設計。
　ドレン(濃縮水)排出のアラームを出します。

● 立ち上げ時間わずか30秒で計測可能

● 豊富な排ガスプローブのバリエーション
　パイプ(煙道)の直径や燃焼温度に応じて、異なったシャフトの排ガスプローブがあります。
　プローブシャフトはハンドル部分でワンタッチ交換が可能。
　エンジン専用の耐圧用特殊プローブ、熱処理炉に使用する工業用プローブなどもご用意。
　(計測の際は、本体の他にプローブが必須です。)


● 燃料選択
　あらかじめ登録されている18種類の燃料に加え、10種類のユーザ定義の燃料を追加可能。

● 計測データの分析やレポート作成に
　プリントアウト:別売りの卓上式赤外線プリンタを使用すれば、現場でワイヤレスに計測データの印刷が可能。
　パソコンへのデータ転送:パソコンとtesto 340をUSBインターフェイスケーブルで接続し、別売りの
　専用ソフトウェア「easyEmission」によるデータの管理・解析が可能。

● 校　正
　燃焼排ガス分析計の修理及び校正は、本社の技術部サービスセンターにて対応しています。
　機器の校正には、試験成績書兼校正証明書のほか、トレーサビリティー体系図を発行する事ができます。

用途例

● 工業炉、タービンの排ガス計測 ● 工業用バーナーや焼却炉のサービスや保守点検 ● 工業用エンジンの定期点検や起動時に etc

testo 340 テクニカルデータ

1台で以下の項目を計測できるため、作業効率がアップします。
● 実測値
O2、CO、COlow、NO、NOlow、NO2、SO2、温度、差圧、ドラフト圧、絶対圧
● 演算値
CO2、燃焼効率、排ガス損失、排ガス露点

　　*過剰吸引を避けるため、2時間以上の計測をしないでください。