研究用レーザ血流計とは
皮膚表面から皮下組織に向けてレーザ光を照射し、生体を傷つけることなく微小循環(細動脈、毛細血管)の血流量を測定できます。微小循環血流量は、血液が体の末梢まで滞りなく流れているかを示す重要な生体情報であるという認識が広まっています。
研究用レーザ血流計 の特長
1) 生体を傷つけることなく、血流計測が可能
プローブに内蔵した自社開発の小型血流センサーを体表に接触させることで、生体を傷つけることなく血流量を測定できます。小型・軽量(135g)な本体は、リチウム電池を内蔵しており、バッテリー駆動が可能です。
【研究用レーザ血流計プローブRBF-P101と研究用レーザ血流計RBF-101】
2) 測定した血流速データをPCなどへワイヤレスで転送が可能
Bluetooth®でのワイヤレス接続またはUSB接続により、測定した血流速データをPCなどへ転送することができます。3)体動によるデータノイズを低減
独自の小型センサー回路(特許取得)をプローブに採用し、ケーブルをファイバレスにすることで、測定結果のデータノイズを低減しています。これにより、動きながらでも安定した血流計測を可能にします。使用例
パイオニアが長年培ってきた光ディスクの読み取り技術を応用して自社開発した小型血流センサーは、測定結果のデータノイズを低減し、日常生活やスポーツ時などにも使用できるウェアラブルな血流計を実現しています。
血流計プローブRBF-P101装着例
耳への装着例 | 指への装着例 |
研究用レーザ血流計 仕様
レーザ波長 |
850 nm |
測定項目 |
血流量 |
測定特性 |
~100 mL/min |
測定精度 |
±5 % F.S.※以内 |
電源 |
ACアダプタ(入力 AC100 V、出力 DC5 V) 内蔵リチウムイオン電池(動作時間 5時間) |
消費電力 |
25 VA以下 |
寸法・質量 |
本体:65(W)×25(D)×110(H) ㎜ ・ 135 g プローブ:ケーブル長さ 1,500 ㎜ ・ 30 g |
使用環境条件 |
温度:10~40 ℃ 湿度:30~75 %RH(結露なきこと) 気圧:760~1,060 hPa(標高2,000 m以下) 保管方法:高温、多湿、直射日光、水漏れ、腐食性ガスを避け、室温で保管 |
電磁両立性(EMC) |
VCCI クラスB |
※計測には研究用レーザ血流計プローブ(RBF-P101)が必要です
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