概要
OP-SB89は、通信アナライザーLE-8200A/LE-8200のインターフェース拡張スロットに装着して使用するイーサネットLAN計測用の拡張ボードです。 PoE(Power Over Ethernet)規格に対応し、通信と電力の両方をダイレクトに解析することができます。
仕様
※1:ポートA, B 間は、アナライザーの電源がオフになっても対象機器間の通信に影響を与えないフェイルセーフタップ回路になっています。
※2:REPEATモード時は、2分割したバッファメモリーを交互に利用することで測定データの連続記録を実現しており、測定中のリアルタイム表示や外部メモリーへの自動保存(オートセーブ機能)が可能です。但し、表示処理やファイル保存処理のない通常のONLINEモードよりキャプチャ性能が若干低くなるため、測定対象回線のスループットが高い時は通信データの記録洩れが発生することがあります。REPEATモード時は、ファームウェアVer.1.01から利用可能です。
※3:pcap形式への変換ソフトはWindows® Vista/7/8パソコンで動作します。測定データの受け渡しのために外部メモリーとそのインターフェースがあるパソコンが必要です。
※4:1フレームにつき12バイトの付加情報と共に記録されます。
※5:開放測定方式のため、ケーブルマップ(結線情報)は表示できません。
※6:一般的なカテゴリー5eケーブル測定時の誤差規定です。ケーブルによってはケーブル特性補正パラメータを適切に設定する必要があります。
※7:テスト動作を開始すると、ポートA,Bがタップ回路から一般的なLANポートに切り替わります。