概要
testo 310にはO2とCOを測定する2種類の測定セルと、燃焼排ガスプローブに組み込まれた温度センサが含まれています。排ガスセンサによって、燃焼排ガスと大気温度に加えて、酸素と一酸化炭素も正確に測定されます。これらのデータにより、CO2値、効率性、および燃焼排ガスのロスなど、関連するすべての測定パラメータが計算されます。この機器には操作しやすく、メニュー構造が簡単であるという特長があります。暗い場所でも、十分に明るい画面から確実かつ簡単に測定値を読み取ることができます。燃料は番号としてだけではなく、それぞれアイコンで表示されます。異なる測定メニューでもアイコンマーク(固形燃料、オイル、ガス)が常にディスプレイに表示されています。ディスプレイとキー・パッドは塵芥の多い現場でも使えるよう設計されており、操作もシンプルのため片手で使うことができます。
主な特長
● 一目でわかる測定項目・操作メニューで作業がスムーズ
● 片手サイズで持ちやすく軽量(700g) ※プローブも含みます。
● バックライト付ディスプレイで暗い現場でも作業がはかどります
● 赤外線卓上式プリンタを使って測定データがその場で印字できます
● バッテリの充電は、AC電源とUSB経由が可能なので、パソコンや移動中の自動車内でも行なえます。
testo 310 お勧めポイント
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| 酸素(O2)・一酸化炭素(CO)濃度測定 | 煙道にプローブを差込み ドラフト圧を測定 |
大気一酸化炭素検知 機能付で安全 |
付属のシリコンホースを使って差圧計測も可能 |
testo 310 テクニカルデータ
| 計測範囲 | 精度 | 分解能 | |
| O2 |
0〜21Vol% | ±0.2Vol% | 0.1Vol% |
CO (H2補償無) |
0〜4,000ppm |
±20ppm (0〜400ppm) 計測値の±1.5% (401〜2,000ppm) 計測値の±10% (2,001〜4,000ppm) |
1ppm |
大気CO |
0〜4,000ppm | ±20ppm (0〜400ppm) 計測値の±1.5% (401〜2,000ppm) 計測値の±10% (2,001〜4,000ppm) |
0.1℃ |
| 排ガス温度 | 0〜400℃ | ±1℃ (0〜100.0℃) |
0.1℃ |
| 大気温度 | -20〜100℃ | ±1℃ |
0.1ppm |
| ドラフト圧 | -20〜+20hPa | 0.03hPa(-3.00〜+500hPa) |
0.1hPa |
| 差圧 | -40〜+40hPa |
±0.5hPa | 0.1hPa |
| ディスプレイ | LCD, 4ライン | 質量 | 約700g |
| 外形寸法 | 本体:201×83×44mm ホース部分:1.2m プローブ: (180mm,φ6mm,耐熱400℃まで) |
動作温度 | -5〜45℃ |
| 保管温度 | -20〜+50℃ |
メモリ | メモリ機能無し |
| バッテリの種類 | リチウムイオン充電式バッテリ |
保証期間 | 測定器本体&排ガスプローブ:1年 |
主な用途
・排ガス測定
・ドラフト圧測定
・CO測定
・差圧測定
