6221型 AC/DC電流源 の概要
6221 型 AC/DC 電流源は、使いやすさと、非常に低い電流ノイズの両方を備えています。研究開発から生産に及びテスト環境でのアプリケーション、特に半導体、ナノテクノロジ、超伝導の分野では、微小電流印加が非常に重要です。6221 型は、高い印加確度と制御機能を備えており、ホール測定、デルタモードを使用した抵抗測定、パルス測定、微分コンダクタンス測定などのアプリケーションに最適です。
6221 型は、業界初のワイドレンジ AC 電流源です。6221 型を使用すれば、研究者および技術者は独自の AC 電流源を製作する必要がなくなります。このコスト効率の高い電流源を使用すれば、「カスタム」ソリューションに比べてより高い確度、整合性、信頼性、堅牢性が実現します。また、市販されている唯一のワイドレンジ電流波形発生器でもあり、これを使用すれば、複雑な波形の作成と出力を非常に簡単に行うことができます。
6221型 AC/DC電流源 の特長
・100fA〜100mA のソースおよびシンク機能 (電子負荷)。
・100TΩ出力インピーダンスにより、低抵抗から高抵抗まで安定して電流を供給。
・65000 ポイントのソース・メモリにより、試験に必要な波形、ステップすべてを保存。
・RS-232、GPIB、トリガ・リンク、デジタル I/O インタフェースを装備。
・ガード出力形態をプログラムでき、アプリケーション毎のガード設定が容易。
・220 型エミュレーション・モードにより、既存アプリケーションの書換え不要。
・機器制御ソフトウェアは、Machintosh 版と Windows 版を用意。
・1pA〜100mA の AC 電流を出力。サンプルレートにより、100kHz までの滑らかな正弦波を生成。
・周波数レンジ 1mHz〜100kHz の標準波形および任意波形発生器を内蔵。アプリケーション: 複雑な電子負荷またはセンサ信号、ノイズのエミュレーション。
・最小出力パルスは 5s で、敏感なコンポーネントの電力消費や発熱を抑制。2182A 型ナノボルトメータと併用した場合、50s までのパルス I-V 測定をサポート。
・GPIB に代わる容易なリモート制御用イーサネット・インタフェースを標準装備。