概要
●製品の詳細
testo 868サーモグラフィは、専門的な技術知識がなくても素早く簡単に操作できるように開発されました。エラーのない、正しい温度解析ができる熱画像を撮影す るため、便利な機能を搭載しています。建物診断時は、IFOVインジケーター、ε-アシスト、スケールアシスト機能を使うと放射率(ε)と反射温度 (RTC)の自動設定だけでなく、スケールの自動調整も可能なので、少ない労力で失敗なく撮影できます。
●testo 868サーモグラフィでスマートワーク
testo 868は、スマートフォン・タブレットなどのモバイル機器と無線接続が可能です。iOS/アンドロイド対応の無料アプリ(testo Thermography App)を使い、データの転送や現場での解析、レポート作成、オンラインへのアップロードやメール送信が可能です。第2画面として熱画像をライブ表示する こともできます。
●testo 868 サーモグラフィの用途
赤外線サーモグラフィtesto 868を使い、漏れや熱橋部の特定、構造上の欠陥や接合部の過熱箇所、さらにカビ発生のおそれのある場所を早急に発見することができます。testo 868は工業・建築分野における日常的なメンテナンス作業や設置業務などで不良箇所を素早く確実に検知します。
●赤外線サーモグラフィ testo 868の特徴
testo 868は画期的な機能を搭載し、簡単に正確な熱画像を撮影できる赤外線サーモグラフィです。以下が主な特徴です。 19,200画素の高解像度な熱画像: 160×120画素のセンサを搭載。標準搭載のSuperResolution機能により、PC上で320×240画素の超解像画像を実現
・0.10℃以下の温度分解能で温度差を表示
・専用アプリを使い、モバイル機器を第2画面として熱画像の表示や、リモート操作、レポートを作成してメール送信、グループウェア等へのアップロードなどが可能
・可視カメラ付き。熱画像と一緒に可視画像を保存
・温度の異常箇所をホット/コールドスポット機能で自動的にディスプレイに表示
・スケールアシスト機能:建物診断などで、屋内温度と屋外温度の入力により温度スケールを最適な設定に自動調整し、正しいスケーリングで熱画像を撮影
・ε-アシスト機能:専用マーカーを使って放射率と反射温度を自動的に設定し、より正確な温度測定が可能
・IFOV インジケーター:測定対象/測定スポットの最小直径(IFOV meas)をディスプレイ中央部に表示される四角いカーソルで表示。撮影スポットがインジケーター(カーソル)より小さいと周囲温度を含めて測定してしま うので、測定物との適切な距離をとる目安に利用可能
・付属の専用ソフトウェアをPCにインストールし、詳細な温度解析とレポート作成が可能
・熱画像をJPEGファイル形式で保存可能
●同梱品
本体(無線LANモジュール付)、USBケーブル、ACアダプタ、バッテリ、解析用ソフトウェア、ε-マーカー×3枚、専用ケース、取扱説明書、出荷検査書
アプリケーション例