概要
FTAStudioは、簡単手軽にFTA図を作成できるソフトウェアです。
FTAは、故障や事故を木構造を使ってトップダウンに分析する手法で、航空・宇宙・車・医療機器・産業機器といった幅広い分野で用いられております。
FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)は、個々の部品の故障モードを列挙し、ボトムアップに分析する手法です。FTAStudioは、FMEA表およびFT図の作成、入力支援、レポート出力等、幅広くFTAおよびFMEAをサポートするアプリケーションプログラムです。
主な機能
作成する
効率的にFT図を作成できます。FT図の作成は、
1)マウスで事象を追加
2)事象内容・生起確率・備考を入力する
以上の2操作を繰り返すだけです。
高度なレイアウトアルゴリズムが施されているので、FT図を自動で最適配置することができます。
確率計算
各事象に故障確率を入力するだけで、リアルタイムに自動計算します。
また、カバレッジ率計算もできます。
最小カットセット
最小カットセットを計算して表形式にまとめます。
強力な印刷機能
印刷時はページ境界を避けてノードを配置。
接続線には対応番号が自動的に付加されます。
マルチビュー
印刷時はページ境界を避けてノードを配置。
接続線には対応番号が自動的に付加されます。
事象表
印刷時はページ境界を避けてノードを配置。
接続線には対応番号が自動的に付加されます。
FMEA表のフォーマットを自由に設定可能
FMEA表の列は自由に定義可能。
お客様独自のFMEAに対応します。
FMEA表の入力支援機能
作成済みのFMEA表を全て検索して類似の事象をピックアップ。
故障モードの入力忘れを防ぎます。
作成済みのFMEA表から引用検索
作成済みのFMEA表を全て検索して類似の事象をピックアップ。
故障モードの入力忘れを防ぎます。
EXCEL連携
Excelで作成したFMEA表を元に新規作成。
作成途中のFMEA表とExcel表の間でのデータ入出力も可能です。
FMEAとFTAのデータ連携
FMEA表とFT図を連携させ、
相互にデータの変更を反映させることができます。
データベース/ネットワーク連携
データベースサーバ連携・ネットワーク連携機能の実装が可能です。(※カスタム開発必須)
☆FTA図を集中管理。複数ユーザーの並列編集が可能になります。
☆既存の様々なデータベースとの連携が可能になります。
☆各種規格(ISO等)への対応、貴社既存のデータベースとの連携についてもご相談下さい
FTAStudio Viewer(フリーソフト)
FTAStudioで作成したファイルを閲覧・印刷することが出来るフリーソフトのビューワーを公開しました。
ご希望の方は、下記URLより必要事項を入力の上でダウンロードをお願い致します。
FTAStudio Viewerのダウンロードハコチラから
ノードロック版とUSBキー版
FTAStudioには、ノードロック版とUSBキー版があります。
ノードロック版は、インストール時にライセンス認証を受けることで使用可能になります。
PC毎にライセンスキーが必要になります。
USBキー版は、インストールの制限はありませんがUSBキーが接続されているPCのみ使用できます。
動作環境
| CPU | インストールされているOSおよびOfficeで推奨しているもの。 |
|---|---|
| メモリ | 1GB以上 |
| ハードディスク容量 | 10GB以上の空き領域 |
| 対応OS | Microsoft Windows XP(SP3以上) Microsoft Windows Vista(x32/x64) Microsoft Windows 7(x32/x64) |
| アプリケーション | Microsoft Excel(2007/2010)が別途必要になります。 |
FTA Studioの開発秘話
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