主な特長
主な仕様
※1 公差:±5%
※2 温度精度の保証範囲は100cm~∞
※3 温度精度の保証範囲は30cm~∞
※4 カメラヘッドの動作環境温度:15℃以上の場合(15℃未満の場合:-20℃~300℃)
※5 カメラヘッドの動作環境温度:0~40℃ (それ以外:±4℃または±4%)
※6 動画転送は、InfReC Analyzer NS9500 Professional(オプション)が別途必要
※7 60℃を超える高温環境下でカメラヘッドを使用する場合、可視カメラは高温保護機能によりOFFされ、画像は表示・保存されません。
主な用途
●プラントの維持管理
工場設備の隙間や裏側までも点検可能にする世界初のアングルフリー機構により、近年増えつつあるプラントの重大事故の予防診断に貢献します。小型・軽量で、撮影時以外は両手が自由になるため、作業者の安全も確保できます。また、定期的に設備を止めずに稼働中の状態を把握し、必要な時にメンテナンスを実施する状態監視保全(CBM: Condition-Based Maintenance* )の導入に大きく貢献します。
*米国の原子力発電所で導入され、世界に広がっている設備診断手法
●IoT向け電子部品の熱設計
IoTをはじめとする先進技術を支える、電子部品・電子基板の熱評価を大幅に効率化します。取り外し可能な小型のカメラヘッドは70℃の高温に耐えられるため、恒温槽の中に入れたまま外部からコントローラで操作可能です。また、PCがなくてもトレンドグラフを作成し、CSVファイルで保存することができます。これにより、これまで約半日かかっていた環境温度試験時の熱電対の貼り付け作業や、PCによる解析作業が不要になります。
●中古住宅の性能評価
ホームインスペクションの性能評価機器として、目視では見つけられない断熱材の欠損や漏水、シロアリ調査などを可能にします。最大70°のフォーカスフリー広角レンズ搭載により、室内で広範囲の壁面を一度に撮影できるうえ、世界初のアングルフリー機構により、最小限の穴や隙間から天井裏や床下の点検を行うことが可能になります。