ティアンドティ社分光光度計の主な特長
・分光光度計は、単色光を作り出して試料に照射し、透過した光の量を測定して「試料の、その波長における吸光度」を測定します。それにより、溶液の中に含まれている物質の濃度などが分かります。
・従来の分光光度計は、紫外線領域も計測でき、とても高価なものでした。測定範囲を可視光に限定したことで、低価格を実現。 バイオ研究や成分分析など専門の現場だけではなく、「工場の廃液管理を自社で行いたい」「お酒やお茶の品質管理を濃度で行いたい」「臨床の教育現場で、一人一台の分光光度計を使いたい」など、身近な用途に使っていただけます。
●解像度、測光精度、低迷光の、高い分析能力!
・業界スタンダードとして、廉価版から高精度の分光光度計まで用いられているCzerny-Turner搭載。
・コンパクトながら、光路長を長くとり、遮光も行っているため低迷光を実現。
・入ってきた光に対して増幅率を常に演算し、吸光度がゼロになるように補正しているため、安定した直線性。
・出てくる光の幅(バンド幅)は小さいほど、高純度の光となります。分光光度計の価格の差はこのバンド幅に大きな違いを与えます。
SP-710の主な仕様
波長範囲 | 190-1100nm |
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スペクトルバンド幅 | 4.0nm |
分光タイプ | ツェルニターナー、グレーティング1200本/mm |
波長精度 | ±0,5nm |
波長再現性 | 0,3nm |
透過率精度 | ±0.3%T |
透過率の再現性 | ±0.15%T |
直線性 | ±0.001A/h @500nm |
表示 | グラフィックLCD (64x128) |
光源 | ハロゲン,重水素ランプ |
出力 | USB,セントロニクス(プリンタ) |
電源電圧 | AC 100±10V 50/60Hz |
外形寸法(L/D/H) | 450W x 340D x 180H (mm) |
重量 | 12kg |
測定方式 | シングルビーム |