特長
<無線通信機能>
無線通信(Bluetooth)を使用して、記録中の測定値、または本体に記録済みのデータをパソコンへ無線で送信します。
パソコン1台で、複数台の本体から測定値の受信が可能です。
通信距離は、遮蔽物のない見通しの良い直線で約30mです。
<ロガー機能>
測定値を本体に記録します。
記録したデータは専用ソフトウェアでパソコンへ収集が可能です。
また、記録方式は測定用途に合わせて連続・手動の切り替えができます
•連続記録
設定した記録間隔(1秒、2秒、5秒、10秒、15秒、30秒、1分の7通り)で測定データを本体に記録。
また、無線機能を ON にすると、記録間隔のタイミングで測定データをパソコンへ送信。
最大で32,000データの記録が可能。
•手動記録
キーを押したタイミングで測定データを本体に記録。また、無線機能を ON にすると、キーを押したタイミングで測定データをパソコンへ送信。
最大で8,000データの記録が可能
<測定No.設定>
本体に測定No.の設定が可能です。(No.1~No.20まで)
測定対象物に合わせて測定No.の変更や、複数台使用した場合の本体の識別などに活用できます。
<専用ソフトウェア>
本体の各設定、および本体から無線で送信したデータを表示します。
受信したデータは、表計算ソフトに読み込み可能な CSV 形式で保存できます。
<シリアルナンバー、校正年月をキー操作で表示> ※実用新案取得済み
食品検査時の異物混入防止のため、指示計へのシール貼付はありません。
機器固有のシリアルナンバー、弊社でトレーサビリティ校正を実施した年月を内部に記憶し、キー操作で液晶に表示します。
現場での履歴管理が容易になります。
※校正年月の表示は、弊社でトレーサビリティ校正を実施した機器のみが対象です。お客様での校正年月の入力はできません。
<防水性・耐熱・耐衝撃・アルコール耐性の高い本体>
指示計ケースはポリカーボネート樹脂を採用。従来のABS樹脂と比較して耐熱・耐衝撃・アルコールの耐性に優れています。
また指示計はJIS C 0920 IP67に準拠した高い防水性能のため、流水での丸洗い(センサ接続時)、アルコールでの拭き取り清掃が可能です。
(※表示部、キースイッチ部はPET樹脂を使用しています)
<ゴミが付着しやすい溝と穴を極力作らない、表示が見やすく堅牢なボディー>
本体側面の保護ラバーで落下による破損の軽減化、表示部背面に傾斜をつけることで台に置いた場合の視認性向上を図っています。
<オプションセンサ>
様々な測定対象物に対応できるオプションセンサをご用意しました。
・食品衛生法で定める規格に適合した材質を使用
・指示計と各オプションセンサは完全互換
オプションセンサの詳細はこちらをご参照ください。
<各種校正に対応>
ISOなどで要求される計測器管理のご要望にお応えするトレーサビリティ校正、JCSS校正が可能です。
(各校正は、指示計とセンサのセット校正です。)
指示計の仕様 (SK-270WPシリーズ共通)
オプションセンサの仕様
注意事項
※SK-270WP-Bは電波法適合製品です。日本国内専用で海外でのご使用はできません。
電波の通信状況は環境によって変動します。電波状況を確認したときに状態が良好でも通信を保証するものではありません。
周囲の環境等の変化により通信が失敗することがあります。